結露防止対策

2022年7月8日金曜日

機材 天体写真

t f B! P L

M27

こちらのページに書いた通りレンズヒーターを購入しました。

撮影データ

対象        M27

撮影日     2022/07/06

鏡筒        Sky-Watcher Equinox80ED + BORGレデューサー7887 + UV-IR Blocker

カメラ     RisingCam IMX571カラー LCG UltraModeON Binning 1x1 Gain 100 Offset 200 600s x 24

スタック  DSSでDark Flat DarkFlat Bias補正あり

画像処理  GIMPでレベル調整

対象が小さいので切り出しました。

結露対策の顛末

早速レンズヒーターを取り付けて撮影してみました。

N.I.N.AではOpenWeatherMapを使っています、住んでいる市の情報は確認した時点で

  • 温度 24.82度
  • 湿度 91%
  • 露点 23.28度
望遠鏡付近に設置した温度計によると

  • 温度 24.5度
  • 湿度 84%

でした、このような状態で望遠鏡設置後すぐヒーターに通電してカメラを冷やしはじめました。

冷却温度は0度で直ぐに結露しました。

良く考えればわかりますがレンズヒーターを巻いて通電しても、内部の空気が直ぐには温まりません。

カメラを昇温して結露を取り除きレンズヒーターに通電して10分ほど待ちました、その後カメラを0度まで冷やしましたが結露しませんでした。

その後は天文薄明りが始まるまで撮影し画像を確認しましたが結露は発生していませんでした。

レンズヒーターが内部の空気を温めるのを待つのが重要です、日本の夏は湿度が高いので当分レンズヒーターが役立ちそうです。

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