結露

2022年7月3日日曜日

天体撮影 天体写真

t f B! P L

 -10度

7月1日の夜は前回書いたようにペリカン星雲を撮影しました、N.I.N.Aで極軸合わせをして1枚目の画像は21時55分に記録されました。

その後は天文薄明がはじまる時刻までシーケンス撮影させてブログを書いていました。

24時頃寝ようと撮影状況を確認してみると画像に結露が見られます、すぐに撮影を中止してカメラの温度を上げます。

以前にも1度結露をしていて、その時はサポートの人とメールで話をして「カバーガラスを清掃すれば結露しにくくなる」との事で、清掃して確かに結露は収まりました。

今回もカバーガラスが多少汚れていることは知っていたのでカメラを外して清掃してみました、ですがさすがに-10度はすぐに結露してしまいました。

露点が20度を超えていた事と、外気温が28度ほどで-10度だと冷却パワーも70パーセント程だったのでカメラの温度を0度に変えることにしました。

その後0時30分頃に撮影を再開して撮影済みの画像を確認してみました、13枚目の撮影中に撮影を中断したので画像は12枚あり結露していたのは後ろの2枚だけでした。

撮影再開1枚目の画像だけ確認してベッドに入りました。

0度でも結露

朝起きてパソコンを確認すると結露が確認できました、13枚撮影して後ろの3枚が結露しています、とりあえず対策としてレンズヒーターを手配したので次回の撮影で効果の確認をしたいと思います。

ペリカン星雲

先ずは前半の-10度で撮影した画像です。

撮影データ

対象        IC5070

撮影日     2022/07/01

鏡筒        Sky-Watcher Equinox80ED + BORGレデューサー7887 + UV-IR Blocker

カメラ     RisingCam IMX571カラー LCG UltraModeON Binning 1x1 Gain 100 Offset 200 600s x 6

スタック  DSSでDark Flat DarkFlat Bias補正あり

画像処理  GIMPでレベル調整

12枚中結露の2枚と前半4枚はバックグラウンドが明るかったので除外して6枚です。

後半の0度で撮影した画像です。

撮影データ

対象        IC5070

撮影日     2022/07/01

鏡筒        Sky-Watcher Equinox80ED + BORGレデューサー7887 + UV-IR Blocker

カメラ     RisingCam IMX571カラー LCG UltraModeON Binning 1x1 Gain 100 Offset 200 600s x 9

スタック  DSSでDark Flat DarkFlat Bias補正あり

画像処理  GIMPでレベル調整

13枚中結露の3枚とその直前の1枚は衛星が2つも横切っていた事と、念のため除外したので9枚です。

時間が遅い事と高度が高いことが幸いしてコントラストが前半の物より良いです。

スタックだけをした2つの画像をDSSでスタックしてGIMPでレベル調整しました、画像のふちにスタックの痕跡が残ったので少しだけトリミングしました。

途中いろいろとありましたが結果には結構満足しています。


フィルターを間違えて記載していました、LPS-P2と記載していましたが2枚ともUV-IR Blockerです。

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