3度目のマイブーム

2022年2月4日金曜日

機材 自分の中の天文ブーム

t f B! P L
 前回の天体熱は2012年頃にフェードアウトしていきました、2017年に現在の家に引っ越しバタバタと過ごしていましたが、2020年に何となく庭に望遠鏡を出してみました。
稼働率と言えるほど使わなかったのですがネットを見るとRaspberryPiを使ったリモート撮影などがあり楽しそうです。

楽して続けよう

自分には眼視で楽しめる適性がなさそうなので撮影ありきの方向でいろいろと考え始めました。

最初の課題

最初に考えたのは前回の稼働率の悪さです、特に最後の方は年に数回しか撮影していません。
最大の理由は望遠鏡の設置と撤収に時間がかかりすぎる事だと考えています、実際現在の家を建てる時にドームも考えましたが予算の都合で却下されました。
屋上や庭に赤道儀を常設されている人もいますが自分は怖くて踏み切れませんでした、そんな時テレスコ工作工房で扱っているTeleGizmosと言う商品を見つけました、赤道儀を外に常設することにかなり抵抗がありましたがこの商品を購入しました。
以前は望遠鏡の設置に1時間以上、撤収に30分程度かかっていましたが、ベランダに赤道儀を常設したことにより設置は劇的に早くなりました。
2020年後半にこの商品を見付けた事が現在につながる1番の転機かもしれません。

ここまで書いて保存してありましたが、最近見ているベランダ天体観測の記録さんにTeleGizmosについて少し書かれていたので僕の現状を書いてみようと思います。

TeleGizmosについて

大きさ

赤道儀だけをカバーするのか、機材一式をカバーするのかでその後の運用に大きくかかわる部分だと思います。
自分は2020年後半にTeleGizmosを知りましたが常設にはかなり躊躇していました、悩んだ結果最初は赤道儀だけをカバーすることにしました。
テレスコ工作工房さんに相談すれば良かったのですが、この時は相談せずにネットのサイズだけで決めました。購入した商品はT311で、届いてみるとEQ6Proにピラー脚には本当に丁度いい大きさと長さでした。

現在は1年ほど使って問題がなかったので機材一式をカバーする大きさのものに買い替えました。
今回はある程度サイズを決めたところでテレスコ工作工房さんに相談してT3N8に決めました、EQ6Proに20センチほど延長したピラー脚とMB-107+FalconRotator+RisingCam IMX571でフードを縮めてかぶせています。
ピラーの長さを延長したのは運用の面からの理由ですが、カバーのサイズ的には10センチくらいの延長が丁度よさそうです。
これはフードを伸ばしてあります、TeleGizmosをかぶせるときはフードを縮めています。

耐久性

最初の商品でも1年しか経過していないので、実際の耐久性はわかりません、ですが1年後に機材一式を常設しようと思える程度には信頼しています。
シルバーの内張りですが

1年使った物です。
もともと布で丈の短い赤道儀カバーを作っていたので、そのカバーをかけた上からTeleGizmosをかぶせていました。
この状態でも雨が内部に漏れることはなかったです、雨ざらしになるピラー脚の高さ調整ネジはこの1年で結構さびてきました、錆止めでKURE-666を1度だけ吹き付けましたが10年の車庫生活ですでに錆びていたので無駄でした、ネジを最近回しましたが問題なかったです。
内部の湿気は無いとは言いませんが、写真に写っているリモート温湿度計と、家の外につけてあるリモートの温湿度計を見比べても湿度はそんなに変わりません。
昼間の温度はこの中の方が低いですが、赤道儀だけの時は温湿度計を着けていなかったので夏の事は今のところわかりません。

結果

自分は望遠鏡一式を常設するに至りました、梅雨の時期の状況によっては赤道儀だけに戻るかもしれませんが、その時はここで紹介したいと思います。

撮影の用意にかかる時間は現在5分から10分程度です、最初の方に書きましたが稼働率を上げるのが最初の課題だったので本当に助かっています。

商品の性質上すべての人に勧められるわけではありませんが、稼働率が上がれば湿気の問題もおのずと解決すると思います。

最後にカビなどの発生があるかもしれませんので、くれぐれも使用は自己責任でお願いします。

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