無駄なあがき?

2022年2月15日火曜日

t f B! P L

 ガイドスコープの焦点距離

現状

今使っているガイドスコープは使用機材に書きましたが32mmF4なので焦点距離は128mmになります、これにlodestarを組み合わせて使っています。
CF-90を使っていた時はどこで買ったか忘れましたが60mmF4のガイドスコープを使っていました、現在のガイドスコープに変えた理由はファインダーの脚がビクセン規格のアリ型ではなかったので、ビクセン規格で軽そうな事と使用者も多そうなので現在の物にしました。

考察

焦点距離の事など何も考えずに交換しましたが、ガイドが不安定な事と赤道儀の調整を梅雨時期まで延ばすために色々と調べてみました。
こちらの記事こちらの記事を参考に自分の機材を考えてみます。
以前の機材
CF-90+BORGレデューサー7887の焦点距離535mm
KISS X2のピクセルサイズ5.2um
KISS X6iのピクセルサイズ4.3um
ガイドスコープの焦点距離240mm
ガイドカメラのピクセルサイズ8.3um
撮影用スコープのFOVp
FOVp=206*5.2/535=2.00秒角
FOVp=206*4.3/535=1.66秒角
ガイドスコープのFOVp
FOVp=206*8.3/240=7.12秒角
ガイドソフトが0.1ピクセルの精度でガイドするとして、0.712秒角で以前の機材はおおむね必要な精度を持っていたことになります。

現在の機材
MB-107+BORGテレコンバーター7215の焦点距離978mm
冷却カメラのピクセルサイズ3.76um
ガイドスコープの焦点距離128mm
ガイドカメラのピクセルサイズ8.3um
撮影用スコープのFOVp
FOVp=206*3.76/978=0.79秒角
ガイドスコープのFOVp
FOVp=206*8.3/128=13.36秒角
必要な精度の1/4程度しかありません。

対策

対策としてはガイドスコープを以前の60mmF4に戻し、ガイドカメラを現在主流のピクセルサイズ3.75umの物にするのが正解だと思います、この組み合わせであれば
ガイドスコープのFOVp
FOVp=206*3.75/240=3.22秒角
で必要な精度を満たします。
ですがとりあえず手持ちの機材で出来るガイドスコープの変更を試して考えたいと思います、まずはマウントを3Dプリンタで制作です。

このブログを検索

ブログ アーカイブ

QooQ